車が好きなら一度はスポーツカーと呼ばれる車に乗りたくなると思います。
海外のフェラーリやランボルギーニのような高級スポーツも良いですが、国産にもたくさん良いスポーツカーがあります。
昔、「頭文字D」というマンガがはやったころはスポーツカーブームでした。各メーカーの個性的なスポーツカーはどれも魅力的でした。
トヨタのトレノ、レビン。マツダのRX-7、日産のスカイライン、三菱のランエボ。
昔のスポーツカーは基本的にMT車です。
今ならほとんどの車種がAT車になっていますが、「車を操作する」感覚を味わうならMT車です。
車が日常生活の中に溶け込んでいて、移動手段であったり、荷物を運ぶ乗り物、という位置づけであればAT車のように「運転が楽」な方が断然良いです。
しかし、「スポーツカー」という種類は非日常性が重要な要素になります。
荷物を載せるスペースは狭いし、シートも「ゆったり」とは言えません。
二人しか乗れなかったり、RX-7などは4人乗りにもかかわらず後部座席が非常に狭いです。
そういう「快適さ」を排除した結果が「スポーツカー」なのです。
そしてスポーツカーの醍醐味を味わうのに大事なものがシフトレバーとクラッチです。
スタート時のスムーズなシフトチェンジや、カーブでの減速から立ち上がりにかけてのタコメーターとシフトチェンジのタイミング。
街中ではレースのようなギリギリの操作はできませんが、それでもイメージどおりの動きができたときは、車との一体感を感じることができます。
なお、以前紹介したカーシェアでもスポーツカーを借りられる業者もあります。